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藤井慶太院長が語る【3】 栄小磯診療所 自宅療養に「安心」を
高齢化社会が進むにつれ、ますます重要性が高まる「在宅医療」。栄区笠間にある「栄小磯診療所」は、こうした状況に対応するため、外来だけでなく在宅医療にも力を注ぐ。藤井慶太院長は、「住み慣れた自宅でも、希望する治療が受けられる環境を実現したい」と話す。
在宅医療を開始するきっかけとして多いのは、退院時に病院から勧められるパターンだ。同診療所は栄共済病院や済生会横浜市南部病院、大船中央病院、湘南鎌倉総合病院などからの依頼が多いという。「在宅医療を考えているなら、当診療所をはじめ、担当のケアマネージャーさんや近隣の地域ケアプラザ、栄区在宅医療相談室などに相談してみては。患者家族の負担を地域ぐるみでシェアできたらと思います」
訪問診療の費用は医療保険自己負担割合が１割の人の場合、月約６５００円から（交通費・薬代など別途）。基本的には月２回以上のペースで患者宅を訪問する。また急な体調の変化にも24時間３６５日対応で往診もしてくれるので心強い。「具合が悪い時に救急車を呼ぶか我慢するかの２択ではなく、気軽に電話で相談できるので安心という声も。もちろん必要があれば、深夜でも駆けつけますよ」
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