港南の外遊びを考える会(岡野富茂子会長)の呼びかけにより区内各地で昨秋実施した「港南区もっと外遊びキャンペーン」の報告会が12日、港南台地区センターで開かれた。
子どもたちがそれぞれの身近な場所や公園でのびのびと遊べるまちにしよう――。そんなコンセプトで企画されたこのキャンペーンは「港南台生き生きプレイパーク」との共催で、港南区地域子育て支援拠点「はっち」や各地区の社会福祉協議会、保育園のほか、日野南小学校4年1組、小坪小学校6年2組など21団体が25の企画を実施した。
日野南小学校4年1組は児童が報告を行い、オリジナルの遊びとして「宝さがしドロケイ」などに取り組んだことを報告した=写真。ペットボトルに色水やビー玉を入れたものを宝物に見立てるなど子どもならではの工夫も披露され、「もともとある遊びに工夫を加えるとまた楽しくなる。新しい遊びのルールを皆で決めるのも面白い」と話した。
またコマなどの昔遊びを実施した団体からは「お母さんたちも夢中になってくれたのが嬉しかった」といった報告もあった。考える会の岡野会長は「私たちが子どもの頃よりずっと、子どもが自由に遊べる場は減ってしまっている。より日常的に外遊びができるようにしていければ」と話した。
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