職員と協力しながら柵の横桟を取り付ける作業
港南土木事務所で17日、イベント「港南土木でリアルな体験！」があり、子どもたちが慣れない作業に汗を流した。横浜市教育委員会が主催する「子どもアドベンチャー２０１８ 横浜まるごと冒険隊！〜いろいろなお仕事・人との出会い〜」の事業の一環。
午前と午後の２部制で、市内の小学校４年生から６年生までの12人が参加した。児童は道路の点検作業をする黄色い「横浜市道路パトロールカー」への乗車をはじめ、コンクリート作りなどを体験した。歩行者に車道の横断を注意喚起する横断防止柵の製作では２人１組でペアを組み、同事務所の職員と協力しながら組み立てた。また自分たちで作ったコンクリートには、参加した記念として自分の名前のイニシャルなどを記した。
参加した児童たちは「普段やったことのない体験ができて楽しかった」「コンクリートに名前を描くのが難しかった」と感想を話した。
同事業は今年で４回目の開催。夏休み期間中の市内の小中学生を対象に働くことや社会体験を通じた人との交流を目的としている。同事務所の担当者は「土木の仕事やモノを作る楽しさを知ってもらえれば」と話した。
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