市会議員 たのい 一雄 市政報告 南部市場に複合商業施設臨海部が横浜活性化をけん引
横浜の経済活性化にとって臨海部の発展は欠かせません。みなとみらい21地区では「新港地区客船ターミナル」の建設が進み、「三井アウトレットパーク横浜ベイサイド」は20年春にリニューアルオープンを迎えます。山下ふ頭の再開発も動き始め、民間企業の活力を生かした都市整備が大変重要な鍵を握っています。
もう一つの大きな注目が、金沢区の横浜南部市場に整備される複合商業施設「(仮称)BRANCH(ブランチ)横浜南部市場」です。9月13日に安全祈願式と起工式があり、市会議員として出席しました。
横浜市は15年に南部市場を中央卸売市場として廃止し、民営化しました。現在、本場を補完する加工・配送、流通の場として活用する「物流エリア」と、食を中心とした「賑わいエリア」に分けて事業が進められています。
ブランチは賑わいの中核を担う施設として大和ハウスグループの大和リース株式会社が整備・運営を手掛けます。物販店や飲食店、カフェなどのテナントに体験型施設や交流スペースも設け、新しい業態の複合商業施設として来年9月にオープンする予定です。
通過から滞留へ
観光の統計によると、17年に横浜を訪れた人は5千万人を突破しました。ただ東京や富士山、箱根への通過点となっているならば、横浜の活性化にはつながりません。横浜市内で観光やショッピング、グルメを楽しんでもらい、長い時間滞在してもらうことが重要です。
ラグビーW杯、東京オリンピック・パラリンピック、アフリカ開発会議の開催、国際園芸博覧会(花博)の誘致を控え、横浜は大きなチャンスを迎えています。特にこの先の3年間の施策が将来の横浜市にとって大きな意味を持つものとなります。横浜の経済活性化、地域発展に向けてしっかりと議会で議論し、施策づくりに取り組みます。
田野井 一雄
上大岡西1-10-5 SKビル402
TEL:045-841-3221
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