栄区笠間の障害者支援施設「リエゾン笠間」が14日、施設利用者の活動の集大成を歌で披露するコンサート「音楽のおもちゃ箱」を栄公会堂で開いた。施設の利用者約60人と栄区で活動するコーラスグループなどがステージにあがり、参加者が手拍子をするなどして会場は盛り上がった。またレザークラフトやキャンドルの販売、日ごろの活動紹介の展示も行われた。
同施設では月に2回、音楽教室が開かれており、利用者それぞれが練習に励んでいるという。職員の今村憲一さんは「利用者の方が施設外の会場で表現する場を設けることで、地域との接点をつくっていければ」と話した。
施設利用者の小林陽子さんは、自作の詩を同施設の職員が弾くギターにのせて歌った。「自分の気持ちを歌にできるのが楽しい。来年もまた歌いたい」と笑顔を見せた。
毎年コンサートに訪れているという藤沢市在住の刀稱(とね)美由紀さんは「みなさんが歌う姿に元気をもらう。心が洗われるよう」と話した。
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