第7回アフリカ開発会議の横浜開催を前日に控えた8月27日、コートジボワールのアマドゥ・ゴン・クリバリ首相が市会本会議場で演説した。港南区の桜岡小学校の6年生約100人が傍聴し、熱心に耳を傾けた。
横浜市では08年と13年にも同会議が行われ、「アフリカとの一校一国」の取組を進めてきた。桜岡小ではコートジボワールとの交流に取り組み、17年9月に同国アビジャン自治区の知事が同校を訪問した経緯がある。
演説でクリバリ首相は、アフリカの発展に触れ、「日本による計り知れない支援があった」と感謝の意を示した。同国アビジャン自治区と横浜市の交流協力共同声明に触れ、「友好関係が樹立されたことが嬉しく、誇りに思う」と話した。
演説後には児童を代表して仁禮(にれい)健太さんと鈴木梓さんが壇上に上がり、「もっとアフリカのことを知りたいと思った。これから国際交流の輪が広がるのが楽しみ」と話した。折り鶴の首飾りと花束をクリバリ首相に手渡す場面もあった。
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