市政報告 IRも中学校昼食も「市民の声を」 横浜市会議員 かじお あきら
横浜市会の令和元年第3回定例会で9月6日、一般質問で林文子市長に市政の重要課題について見解を聞きました。
IRの収支見通しは
林市長は8月22日の記者会見で「カジノを含む統合型リゾート施設」(IR)の誘致を正式に表明しました。
これまで市は、総合的に検討しながら判断するとし、結論を出す時期についても未定としてきました。これほど重要な施策であるにもかかわらず、情報が最初に開示されたのはマスコミで、市民が置いてけぼりにされてしまったばかりか、私たち会派も報道で知ることとなりました。
林市長は「住民投票はしない」としていますが、横浜の未来を左右する重要な案件であり、民意を問う機会を設けるべきと思います。横浜市のまちのあり方に大きな影響を及ぼす一大事業であり、丁寧な対応を望みます。
中学校昼食の充実を
デリバリー方式の中学校給食を実施している鎌倉市は、7年間かけて行政と学校、保護者が議論を重ねました。「ハマ弁」と同じ製造業者が作っているものですが、7月の喫食率はハマ弁が3・4%、鎌倉市の給食は約83%と大きくちがいます。
これは単に生徒数や自治体規模の違いによるだけでなく、丁寧な事前準備が市民の思いを汲んだ行政運営につながったものといえます。
子育て中やこれから子育てにかかわる若者の負担や不安を軽減する形での中学校昼食の充実をめざします。
消費税引上げの影響
10月1日から消費税が10%となり、現在より2%引き上げられます。県内の最低賃金は10月から時給1011円となりますが、賃金の上昇より物価高や増税の方が体感的に大きく、負担感につながっていると感じます。
前回の引上げがあった2014年には個人消費の駆け込み需要とその反動の大きさから消費低迷が長引きました。市として対策をとり、負担軽減を図る必要があります。
引き続き、あらゆる場で市民の声を反映した市政運営を訴えていきます。
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