川崎幸クリニック院長で認知症の人や家族と向き合う活動に取り組んでいる医師、杉山孝博さんが6日、栄区桂台中の福祉施設で講演を行った。認知症の人への対応や地域の理解、見守りの大切さを訴えた。
主催したのは「第3期本郷中央地区支えあい連絡会」と「上郷西地区つながるプラン推進会議」。地域住民ら192人が参加した。
杉山さんは「ぼけても心は生きている」として認知症の人が書いた詩を読み上げ、認知症になっても様々な能力があることを紹介。記憶障害や自己有利、感情残像など認知症と向き合う「9大法則・1原則」を解説し、認知症への理解を深める大切さを訴えた。杉山さんが監修した映画「認知症と向き合う」の上映もあり、参加者は熱心に耳を傾けて聞き入っていた。
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