横浜の今年8月の平均気温は過去10年で最も高く、7月と8月の気温差が最も大きかった--。こんな観測結果を市環境創造局環境科学研究所が10月29日に発表した。
発表資料によると、横浜市の7月の平均気温は24・5℃で過去10年間(24・4〜28・2℃)の中で2番目に低かった。一方、8月の平均気温は29・4℃で過去10年間(26・7℃〜28・9℃)で最も高かった。7月と8月の平均気温差は4・9℃で過去10年間で最も大きくなった。
観測は市内43地点で7月1日から8月31日までの期間で実施した。市内の小学校の百葉箱に温度計を設置し、毎正時の1時間毎に観測した。
真夏日最少は上大岡
7月から8月までの平均気温を地点別にみると、最高は鶴見区上末吉の27・8℃で、最低は旭区大池町の26・0℃だった。過去の調査結果と同様、横浜港周辺の市内東部で高温となり、市内西部は東部と比べて高温になりにくい傾向だった。
真夏日の日数をみると、鶴見区上末吉と鶴見区生麦、磯子区西町の3地点が最多の38日で、最少だったのは港南区上大岡東の29日だった。熱帯夜の日数をみると、神奈川区幸ケ谷が最多の36日で、最少だったのが緑区新治町の8日だった。
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