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京急メモリアル 上永谷斎場 ｢事前相談｣で不安解消を 最期の時を悔いなく
斎場が広いため、参列者が密にならずに手を合わせられる（上）｢お気軽にご相談を」と呼びかける上永谷斎場の佐藤さん（下）
コロナ禍でもできること
昨年から続き、いまだに収束のめどがたっていない状況の新型コロナウイルスによる感染拡大。入院している家族との面会も制限されており、不安に感じている人が少なくない。
葬儀会社の京急メモリアル上永谷斎場には、「いまの状況でどういう葬儀ができるのか、みなさんはどうしているのか」「どのような準備をしておいたらよいか」といった不安を抱く人からの相談が寄せられているという。
広い式場を有する同斎場では感染対策を徹底し、参列者一人当たりのスペースも広く確保することができる。「こういう時だからこそ、お気軽にご相談いただくことで少しでも不安なお気持ちが晴れたらと思っています。ささいなことでも構いませんので」と上永谷斎場のスタッフは語る。
場合によっては１日での葬儀も
これまでは葬儀というと、通夜と告別式を２日間に分けて行うのが一般的だった。だが感染拡大防止の観点から、関係者が集まるのを１日だけにするケースも実際にあるという。「仏式でいうと、お寺さんが了承してくだされば１日で終えることもできます。このような状況なので、ほとんどはそれでもよいと対応してくださってます」
また相談者に多い悩みは、どの範囲まで葬儀の案内をするかといったことだという。親戚を呼ばずに同居の家族だけで葬儀を済ませるケースなども増えている。その場合でも、特に親しい友人などには個別に案内をするという方法もあるが、「こういった状況なので、案内をしてもいらっしゃるかどうかは分からないともいえます。来てほしくて案内をするわけですが、今の状況なら案内以上はお相手に委ねるのが一番よいのではないでしょうか。お別れに参列したいけれど、今は心配だから控えたいという人も少なくないはずです」と京急メモリアルのスタッフは話す。
事前相談は随時受け付けているので、葬儀に関する疑問や不安がある人は、まずは一度同斎場に相談してみては。
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