市政報告 ｢横浜･上海｣交流の懸け橋に 市会議員 たのい一雄
横浜市と上海市は国際航路で結ばれるなど古くから関わりがありました。日中国交正常化を経て、１９７３年11月に横浜市と上海市は友好都市提携を結んでいます。上海市にとって初めての海外友好都市が横浜です。
本来であれば、昨年11月の50周年を記念して訪問したかったのですが、このタイミング（４月10日から12日）となりました。今回は横浜市会議員として、そして『上海市名誉市民』としての訪問も兼ねています。
私自身は１９９０年代から上海市との活発な文化交流に取り組んできました。それは、上海横浜書画交流会の総裁として90年代から13年連続で「横浜・上海」の草の根の交流を図る書道展を、上海市で開催してきたことなどです。
上海市以外の中国の各都市でも行い、日中の懸け橋として文化交流を継続してきました。こうした活動で上海市の社会的・経済的発展、文化交流に貢献したとして、２００１年に上海市名誉市民として栄誉ある「白玉蘭賞」を頂きました。
今回も「友・誠」横浜上海友好書道展に参加しました。私が書いた作品「一期一会」も掲出しました。このほか、これまでの経済や観光・教育・文化・スポーツ・学術・都市整備や港湾、環境対策等さまざまな交流分野に加え、新たに脱炭素分野において連携し、両市共通の都市課題解決を目指す「横浜上海友好交流事業にかかわる協定書」の調印式にも参加しました。人口２４００万人、広さ６３００平方キロメートルの上海市は横浜市とスケールが違いますが、参考にすべき部分も多くあります。
引き続き「横浜・上海」交流の懸け橋となるように活動を進めます。
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