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石井誠弁護士が答える 元気の出る法律相談(15) 「内容証明郵便」
Q、内容証明郵便とはどのようなものですか。
A、いつ、誰から誰へ、どのような文書を送ったかを証明することができる郵便のことです。
相手に自分の言い分を伝える際に、口頭や通常の郵便だと、そんなことは聞いていないと後で相手から言われてしまうおそれがあります。そのような事態を防ぐために使われるのが、この内容証明郵便です。
内容文書1通に謄本(コピー)2通を添えて郵便局の窓口に提出しますが、大きな郵便局でないと扱っていません。相手に到着した日を後に証明したい場合には「配達証明」も同時に申し込む必要があります。1行20字、1枚26行等の形式面での決まりがあります。文房具店で所定の原稿用紙が売られています。
内容証明郵便は、手紙の内容を証明する効力しかないので、これを受け取ったまま放っておいても、相手の言い分を認めたことにはならず、一般的には不利になりません。ただし、弁護士から内容証明郵便が送られてきた場合は、放っておくと、ほとんどの場合、裁判を起こされることになるので、慎重に対応する必要があります。
法律に関することは、法律のプロである弁護士にお気軽にご相談下さい。
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