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中区・西区版 公開:2011年3月3日 エリアトップへ

横浜文化体育館の新館長 江藤 和広さん 港北区在住 49歳

公開:2011年3月3日

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より親しまれる「文体」に

 ○…昭和37年の開館以来、「ぶんたい」の愛称で親しまれている横浜文化体育館(中区不老町)。その新館長として、2月に赴任した。市中心部の立地を活かし、様々な競技の国際級大会の会場として、またコンサート、イベントにも利用されるほか、主催するスポーツ・文化教室には多くの市民が足を運ぶ。注目度の高い施設だけに「横浜のシンボルとして、より親しまれる施設にしたい」と意気込みを語る。

 ◯…出身は港北区。中学校でバスケ部に入部すると、すぐ競技の魅力にのめり込んだ。恩師・内田一保さんによる熱血指導の下、中学時代は県大会優勝を果たし、自身もフォワードとして活躍した。立野高校、大学時代もバスケットボール一筋。大学卒業後は「スポーツに関わる仕事がしたい」と(財)横浜市スポーツ振興事業団(現・(財)横浜市体育協会)に入職した。以後、スポーツセンターなどで体育指導に当たってきた。

 ◯…「実は私にとって文化体育館は、憧れの場所なんです」と笑う。学生時代、同体育館で行なわれるのは関東大会や全国大会といった主要大会ばかり。「いつかここでプレーしたい」という夢は結局叶えられなかったが、今は同じ夢を子どもたちに伝えるのが目標だ。同体育館では今年、JBL(日本バスケットボールリーグ)をはじめ、横浜を拠点に発足するbjリーグの新チームの試合が行なわれる予定。「トップ選手を間近で観ることができるチャンス。多くの人に足を運んでほしい」と目を輝かせる。

 ◯…スラリとした体躯に理知的な語り口は、スポーツマンというより、教育者といった雰囲気だ。スポーツの魅力は?と改めて尋ねてみた。「やり遂げた時の達成感、負けた時の悔しさ、その全てが自分にとってプラスになった。だからこそ同じ思いを多くの人に味わってほしい」。一流のプレーに触れる感動、自らがプレーする喜びを「文体」から発信し続ける考えだ。
 

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