意見広告 防災・減災、心がけ今いちど 中区選出市会議員 福島直子
今年も巡りくる防災の日。「防災とは風化との闘い」とも言われますが、東日本大震災で肝に銘じた数々の防災・減災の心がけに緩みがないか、今いちど振り返ってみたいものです。
「わが家の地震対策」活用を
横浜市は、市議会での議論を経て、今年5月「わが家の地震対策(各区版)」を市内全世帯に配布しました。この冊子には、東日本大震災を契機に見直された、最新の区ごとの地震被害想定が掲載されています。具体的には、大地震が発生したときの揺れや液状化の想定、津波浸水の深さ、火災の状況、災害用地下給水タンクの場所などです。自分の住まいや生活圏が、客観的に見てどのような場所なのかをきちんと把握して、万一に備えるために是非活用してください。
防災憲章を参考に
「わが家の地震対策」の中には、市民意見をもとに策定した「よこはま市民防災憲章」が載っています。その行動指針―備えには、
【1】自宅の耐震化と家具の転倒防止をしておきます。
【2】地域を知り、地域の中の隠れた危険を把握しておきます。
【3】少なくとも3日分の飲料水、食料、トイレパックを備蓄し、消火器を設置しておきます。
【4】家族や大切な人との連絡方法をあらかじめ決めておきます。
【5】いっとき避難場所、地域防災拠点や広域避難場所、津波からの避難場所を確認しておきます。
【6】家族ぐるみ、会社ぐるみ、地域ぐるみで防災訓練に参加します。(以上抜粋)
家具転倒防止に市の助成が
大地震の揺れから生命を守るために重要な「家具の転倒防止」について、世帯全員が75歳以上、など一定の条件に合致する申請500件に家具転倒防止器具取り付け工事を助成することになりました。申請は10月1日から受付開始です。
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