中区・西区版 掲載号:2018年6月28日号 エリアトップへ

小児がんをテーマに出版された絵本「しろさんのレモネードやさん」でイラストを担当した 矢原 由布子さん 港南区在住 38歳

掲載号:2018年6月28日号

  • LINE
  • hatena

優しさと温かさ、絵に込める

 ○…小児がんを克服した西区の小学生男児が原案を考え、12日に出版された絵本「しろさんのレモネードやさん」でイラストを担当。約30枚をボランティアで手掛けた。「温かい気持ちや優しさが伝わるように」と柔らかい表情で思いを語る。SNSで知り合った金沢区の友人が文を、男児と同じ作文教室に通う小学生が本に登場する遊園地を発案した。「一人の男の子の気持ちに友人や大人たちが動かされた。病気の有無は関係なく、みんなが助け合っていることを感じてほしい」

 ○…京都出身。幼い頃から絵が好きで「引きこもって描いていたと母から聞いた」と笑う。小学生で画家のアトリエに通って学び、美術高等学校へ進学。しかし、その道のプロを目指す周囲のレベルの高さに挫折感も味わい、一度は描くことから離れた。

 ○…転機はイラストレーターの友人と26歳で行った欧州。芸術的な雰囲気と街並みに「描きたい」という気持ちが再燃。帰国後、フリーの絵本作家・イラストレーターとして活動を始めた。神奈川に移り住んだ後もアルバイトで生計を立てながら地道に描き続け、2010年に初めて本を出版。12年には「ドリとオニクのおはなし」で文芸社えほん大賞絵本部門で大賞に輝いた。「描いている時は無心。人に褒めてもらえると『やって良かった』と思える」。作家としての喜びを語る。

 ○…夫と3歳の娘と暮らす。娘と大岡川沿いに咲く花を見ながら歩くのが好きで「花や自然を見ていると『これを描きたいな』と思う」とにっこり。次作へのイメージを膨らませている。本作で再認識したのが本を制作する楽しさ。「ぱらぱらとページをめくるその感覚が好き。本という”形”に残したい」。優しく温かい絵を描き続ける。

中区・西区版の人物風土記最新6

直井 ユカリさん

4月1日付で中区長に就任した

直井 ユカリさん

中区在勤 58歳

4月30日号

味上(みかみ) 篤さん

4月1日付で中消防署の署長に就任した

味上(みかみ) 篤さん

中区在勤 57歳

4月23日号

竹内 一樹さん

劇団四季『マンマ・ミーア!』横浜公演にスカイ役で出演予定の

竹内 一樹さん

横浜市在住 劇団四季俳優

4月9日号

新井 鷗子さん

4月1日付で横浜みなとみらいホールの新館長に就任した

新井 鷗子さん

東京都在住 57歳

4月2日号

新倉 博光さん

フランス菓子がSNSで話題になっているメーテルリンクの創業者

新倉 博光さん

西区岡野在住 69歳

3月26日号

中山 圭太郎さん

データ活用を通じて子どもたちに活躍の場を提供する

中山 圭太郎さん

中区大和町在勤 39歳

3月19日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • あっとほーむデスク

    5月30日8:12更新

  • あっとほーむデスク

    5月29日18:00更新

  • あっとほーむデスク

    5月28日14:57更新

中区・西区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年5月30日号

お問い合わせ

外部リンク