意見広告 安心して年老い、子を産み、障がいがあっても自分らしく暮らせるヨコハマを
あけましておめでとうございます。「障がいのない人はスポーツをしたほうが良いが、障がいのある人はスポーツをしなければならない。」
これは、車いすマラソンの第一人者、ハインツ・フライさんの言葉です。転倒などの危険を回避する体力を維持する。風邪等をひかないよう、細菌やウイルスに対する体の免疫力を高める。そしてトイレに行く、食事をする、着がえるなどの日常生活の動作を保つ。これらの達成に適度なスポーツは大変有効なことから、障がいがあるからこそ身を守るためにスポーツが重要だと言われています。
地域福祉スポーツ重要に
横浜市では平成29年度までの20年間で精神障がいがある方は8・8倍(3万4578名)、知的障がいがある方は2・8倍(2万9409名)、身体障がいがある方は1・3倍(9万9361名)に増えました(※いずれも手帳交付総数)。高齢化も進み、要介護認定者数もこの15年で倍増(16万973名)しました。市民の健康と暮らしを守るため、障がいのある人もない人も一緒に気軽に楽しめる地域福祉スポーツの促進が、これからの横浜市には欠かせないと思います。
一方、経済格差はますます広がっています。私も昨年時給1100円で法定労働時間働いて月の手取りは14万円。最低賃金983円ではもっと低い。非正規職員は昇給も望めず、住宅手当もボーナスもなく、生活コストの高い大都市横浜での暮らしは困難です。就職氷河期世代があと10年ほどで定年を迎えます。年金の少ない高齢者の多くが最低賃金すれすれで働くようになるのではないでしょうか。税金、社会保険料、物価が上がれば、低収入の市民ほど生活は苦しくなります。
「人間らしい暮らし」へ
横浜市は障がい者・高齢者・低収入の市民の「人間らしい暮らし」を守るべきです。最低賃金の底上げや健康増進を通じて、誰もが安心して年老い、安心して子を産み育て、障がいがあっても安心して自分らしく暮らせるヨコハマの実現に向け、本年も邁進して参ります。
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