今年で10回目を迎えるヨコハマ・フットボール映画祭の実行委員長を務める 福島 成人さん 東京都在住 47歳
サッカー×映画で広がる世界
○…3つのJリーグクラブがあり、過去にはFIFAワールドカップ、今年は五輪男子サッカーの決勝が行われる横浜。この地を皮切りにスタートした「ヨコハマ・フットボール映画祭」が、10回目の節目を迎えた。今年はイングランドの名門アーセナルの伝説の一戦を描いた『89』や、精神障がい者の国際大会に密着した『ソーシャルフットボール イタリアからの挑戦』など日本初公開のものを含む11作品を1月25日・26日の2日間、開港記念会館で上映する。実行委員長として、当初から運営に関わる。
○…本業はフリーランスの映画プロモーター。「サッカーファンって意外とサッカー映画を観ていなくて。見逃している作品が多いのはもったいない」と、2011年にジャック&ベティを一日借りきったのが、日本初のサッカー映画祭の始まり。チケットは数日で完売し、以来10年続けてきた。「試合と共に土地の文化や事情を知れるのがサッカーの良さ。サッカー映画を通じて世界を知るというのは一つのテーマ」と、障がい者スポーツや民族紛争など社会問題を絡めた作品も多く上映。字幕翻訳など、市民ら約20人がボランティアで携わる。
○…和歌山県出身。横浜市大在学中は、関内アカデミーや横浜日劇、横浜東宝など今は亡きハマの映画館に足しげく通った。現在は横浜の映画関係者で作る「横浜シネマネットワーク」のメンバー。「横浜で映画に関わる人たちは、皆さん好きなことを追求してライフスタイルに結び付けている印象」と話す。
○…Jリーグでは横浜FCサポーターとして、三ツ沢のゴール裏で友人たちと応援。よく通る声で「横浜FCの編成は夏の補強が的確」と解説する姿は、映画祭の前説さながらだった。
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