「街の先生」として中区の障害者施設とローズキャンドルを制作した 村野 美和子さん 中区本郷町在住 50歳
せっけん作りで皆笑顔に
○…中区の「街の先生」として区内を中心にせっけんづくりを教える。そのノウハウを生かしこのほど、区内の障害者施設と市の花「バラ」をイメージしたローズキャンドルを手掛けた。誰でも安全に使える自然由来の材料の選定や鮮やかな色と艶を出すために材料の配合に何度も試行錯誤した。完成品をみたときは「障害者施設の皆さんの手で美しいキャンドルが仕上がり、感激しました」と喜びを話す。
○…町田市の出身。子どもの頃から、裁縫などのハンドメード教室に母と通った。「上手くできたときは、たくさんの方に褒めてもらえて嬉しかったです」と懐かしむ。結婚を機に本牧へ。「『のびのび暮らすには、本牧だ』という夫のイチ押しで引っ越しました」と笑顔で振り返る。
○…現在は、娘1人と夫の3人家族。せっけんづくりは、子育て中にママ友から教わったのがきっかけだ。「ハンドメードのせっけんの泡立ちや香りに感動しました。家族がとても喜んでくれた。その笑顔から自分で作ってみようと始めました」とその後は、全国規模のコンテストに入選するほどの実力に。今ではカルチャーセンターや区内のコミュニティハウスなどで教える立場へ。「せっけんが完成したときの皆さんの笑顔にいつも元気をもらっています」と15年以上続ける動機づけとなっている。
○…横浜市の花である「ローズ」キャンドルを手掛けてから、改めて山下公園など区内の名所を巡る。「中区は見所がいっぱいありますね」と魅力再発見中だ。「せっけんは横浜が発祥なんです。紙芝居にもなっているんですよ」と紹介。「こどもたちのせっけん作りのストーリーも伝えながら、皆で作れると嬉しいですね」と小学校との連携も模索している。
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