市政報告 ”スマホ”への避難情報提供―実証実験に協力
広島で、かつてない規模の土砂災害が起きてしまいました。ご関係の皆様に、心よりお悔みとお見舞いを申し上げます。
今回の災害では、公助としての避難情報提供が適切であったかが課題の一つとして問われていますが、未明の大量降雨という状況下では、地域を良く知る市民自身も自助・共助の行動をとることができなかったのかもしれません。
まして土地勘のない旅行先などで避難行動をとらなければならない時、的確な情報提供が望まれることは言うまでもありません。
不特定多数の的確な避難誘導を
先週24日、こうした問題意識の下、多くの人が利用している「スマートホンに向けた避難情報提供」のあり方を探るNPOの実験に、公明党市議団政調会中事務所として協力しました。
実験は、ジュナイオという空間認識ソフトを活用し、日常は観光地や店舗の情報提供をするが【1】大災害時に自動的に起動して避難情報を提供できるか【2】店舗のロゴなど既存の情報からスマホ所持者の直近の避難先情報を提供できるか【3】広範囲な通信機能の停止時に関西など遠隔地からの情報提供が可能か【4】提供された情報は避難行動にどのような効果を与えるか等、約80名の協力で行われました。
国内外からの交流人口、観光客の増加をめざす横浜市として、不特定多数の人を的確に避難誘導できるよう準備を進めることが必要です。IT技術の活用は有効な手段の一つであると考えています。
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