全日本ジュニアテコンドー選手権高校男子の部で2連覇を果たした 小山内(おさない) 海斗さん 中区野毛町在住 18歳
テコンドーに魅せられて
○…7月31日に長野県で行われた「全日本ジュニアテコンドー選手権大会」の高校男子63kg級で優勝し、昨年の59kg級優勝とあわせて2連覇を達成。決勝までの3試合は全て12点差をつけコールドで勝ち進んだ。昨年の同大会から国内では無敗で、今年5月には全国で男女それぞれ3人が選ばれる日本オリンピック委員会の強化指定選手に選出された。「選ばれて嬉しい反面、国内の試合で負けられないというプレッシャーを感じる」と真剣な眼差しで語る。
○…ジャッキー・チェンに憧れ6歳でテコンドーを始めた。道場に入った当初は厳しい指導と練習で泣いてばかりだったという。それでも今日までテコンドー一筋。高校進学にあたっては両親と何度も話し合い、競技に集中するため自宅近くのクラーク記念国際高等学校へ進学を決めた。毎日休むことなく練習に取り組んでおり、多彩な蹴り技とスピード感、相手の頭まで足を突き上げるダイナミックな動きに魅力を感じるという。4歳下の弟もテコンドーの選手で、昨年は14歳以下日本代表に選ばれるなど、兄弟で活躍している。
○…練習後の散歩が趣味で、自宅からほど近いみなとみらいまでよく出かけるという。また初優勝した昨年の全日本ジュニア選手権前に温泉に行ったことから、ゲン担ぎで試合の一週間前に必ず温泉に行くようになった。「港南区にある『おふろの王様』がお気に入りです」と照れ笑い。
○…今年4月にフィリピンで行われたアジアテコンドー選手権で初めて国際舞台を経験した。結果は1回戦敗退。「自分の力を出し切ることができなかった」と語る。7月に韓国で行われた国際テコンドー選手権では2回戦まで駒を進めた。会場の雰囲気にのみこまれず、セコンドのアドバイスをしっかり聞くことが今後の課題だと語る。「今後の目標は今年度末の全日本選手権で優勝して、来年度も強化指定選手に選ばれること」と力強く話した。
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