神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2018年1月1日 エリアトップへ

5日に誕生50周年を迎える『伊勢佐木町ブルース』。その歌碑建立に奔走した 林 博さん 中区伊勢佐木町在住 70歳

公開:2018年1月1日

  • LINE
  • hatena

商店街の話題作りに尽力

 ○…”ため息”のフレーズが印象的な青江三奈さんの『伊勢佐木町ブルース』が、1月5日で発売50周年を迎える。地元商店街は、伊勢佐木町を全国区に押し上げたこの名曲に感謝し、青江さんが他界した翌2001年にグランドピアノをかたどった歌碑を同4丁目に建立。当時、その一大プロジェクト実現に奔走した中心メンバーだ。

 ○…「恩返しのつもりでした」と当時を振り返る。商店街で委員会を立ち上げ、行政や警察、石材店との折衝から青江さんの夫で作曲家の花礼二さんとの連絡などを担当。「花さんに許可を得るため電話した時は緊張しました。二つ返事でOKをもらえてね」と昨日のことのように喜ぶ。また全国から募った寄付は470万円にのぼり「本当にありがたかった」。その当時の思いを胸に、昨春から仲間とともに遺品展やコンサートなどの50周年企画を練り上げてきた。「花さんからは、今回も快く遺品提供の許可をいただけた」と感謝する。

 ○…磯子区八幡橋の出身で5人きょうだいの末っ子。高校2年の時に、父が経営する伊勢佐木町の洋品店・尾張屋に居を移した。横浜緑ケ丘高をへて横浜市大に進学。友人が銀行や証券会社などに就職するなか「満員電車はいや」と関西の樹脂加工会社へ。営業職を8年務め、父からの誘いもあり実家を継いだ。店を幼児・子ども服専門にし、商店街では宣伝委員長を務めるなど汗を流してきた。

 ○…伊勢佐木町の路上から羽ばたいた人気アーティスト「ゆず」が14年に発表した『夜霧の伊勢佐木町』は、青江さんのブルースを曲名やCDジャケットのモチーフにしたとされ注目を集めた。「若い世代にも知ってもらう機会になれば」と期待する。「いまだに様々なメディアに使われている伊勢佐木町ブルースは私たちとって大きな財産。50周年を機に全国区の街として改めて注目を集めたい」と今回の企画にも熱が入る。
 

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

中区・西区・南区版の人物風土記最新6

辰己 雅章さん

4月30日から桜木町で生徒作品展「港横濱・辰己組きり絵展」を開くきり絵作家

辰己 雅章さん

南区蒔田町在勤 74歳

4月25日

古賀 敬之さん

修復を終え4月から再開した横浜市開港記念会館の館長に就任した

古賀 敬之さん

中区在勤 65歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

奈良 安剛さん

関東学院大学サッカー部の監督を務める

奈良 安剛さん

鎌倉市在住 41歳

4月4日

立川 うぃんさん(本名:久保 尚太)

関内ホールで行われる寄席に出演する落語家

立川 うぃんさん(本名:久保 尚太)

横浜市出身 36歳

3月28日

三善 幸夫さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第一次派遣で大隊長を務めた

三善 幸夫さん

横浜市内在住 60歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook