今年で設立10周年を迎えた「ハードボイルドヨコハマ」の代表 秋山 健さん 中区海岸通り在勤 49歳
男なら「ハードボイルド」
○…横浜を舞台にしたアクションテレビドラマ『大追跡』の放映40周年を記念して、毎週金曜日に自身の店で研究会イベントを開く。12月8日にはロケ地ツアーを行う予定だ。イベントについて、「ドラマだけでなく、横浜の魅力も知ってもらえると思う」と語る。
○…今回のイベントを主催する、ハードボイルドヨコハマ。立ち上げて10周年を迎えた。横浜が舞台のドラマや映画についてアクション談義に花を咲かせる。これまで担い手育成のためアクションショートムービーコンテストなども開催。2年前には映画『さらばあぶない刑事』の上映にあわせて村川透監督や脚本家の柏原寛司さんをはじめ、作品関係者をゲストに招くなど、その熱意と人脈の広さには目を見張る。「業界関係者の来店が多くて」と飾らずに語った。
○…静岡県三島の出身。子どもの時から『Gメン ’75』などのアクション系ドラマをよく見ていた。「クールで女性をきちんと守っている姿に憧れた」。大学卒業後バイヤーを目指し、一度は大手の流通会社に就職したが、自分のやりたいことができないとわかり、半年で退職。車の整備工場に住み込みで働き始めた。その後、大阪のレストランに3年間勤務し、地元静岡で「CJ CAFE」を開店。3年後、現在の中区海岸通りに移転した。「横浜は学生時代にアメ車で走りに来ていた思い出の場所。店を構えることができたのは当時ビルのオーナーだった車仲間のおかげ」と振り返る。
○…現在は中区に妻と二人の子どもと一緒に暮らす。5歳になる息子には「ハードボイルドな男」になるように子育て中だという。「ドラマや映画の影響でずっと『男ならハードボイルドであるべき』と思っている。今の若い人にも喝を入れたい」と笑って話した。
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