神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2019年3月28日 エリアトップへ

10年以上続く「アフリカンフェスティバルよこはま」の実行委員会代表を務める コフィ エドウィン マテさん 西区岡野在勤 59歳

公開:2019年3月28日

  • LINE
  • hatena

日本とアフリカの懸け橋に

 ○…ガーナから来日して28年。「今年でカンレキです」と笑顔を見せる。自身が立ち上げ、毎年4月に赤レンガ倉庫で開催される「アフリカンフェスティバルよこはま」は今回が12回目。市内の小学校で国際理解の講師を務めていたこともあり、「アフリカと日本の文化交流のきっかけになれば」と始まった。今年は横浜で6年ぶりにアフリカ開発会議(TICAD7)も開かれる。「アフリカへの関心が高まるのは良いこと。もっと距離を近づけたい」と熱を帯びる。

 ○…10代の頃に続けていたのが、高知に住んでいたペンフレンドとの文通。見たことのない桜の話や木でできた建物の話…極東の未知の国への興味が高まった。初めて買ったテレビも車も日本製。タイヤ交換の時には「ヨコハマタイヤが良いぞと言われた」。渡航費を貯め、念願の日本にやってきたのは32歳の時だった。

 ○…当時の日本では、アフリカのことは今ほど知られていなかった。ガーナでは日本製の商品があふれていたが、日本でガーナのものは売っていない。「日本人はガーナのことを良く知らないのでは?」そう思って西区岡野にアフリカ雑貨店「アフリキコ」を開店した。今でも年に1〜2カ月はガーナを訪れ商品を仕入れる。アフリカ製のものを売ることで、現地の生産者の生活に寄与したいとの思いからだ。

 ○…”カンレキ”を前に2つの目標を定めた。ひとつは横浜に、アフリカのことを学べる博物館を作ること。もうひとつは故郷ガーナに学校を作ることだ。自身は大学まで進学できたが、まだまだ学校の数が足りず家から長時間かけて通う子も多いという。「教育が一番大切。勉強ができたらいろいろなことが変わってくる」。遠く離れた異国の地で、懸け橋となり活動する自分のように。

5月9日は馬車道であいすくりーむの日イベント

チャリティ協力者に馬車道あいすをプレゼント。11時~配布スタート

https://www.bashamichi.or.jp/

<PR>

中区・西区・南区版の人物風土記最新6

岩田 武司さん

4月1日に2024年度神奈川県弁護士会の会長に就任した

岩田 武司さん

中区山手町在住 57歳

5月2日

辰己 雅章さん

4月30日から桜木町で生徒作品展「港横濱・辰己組きり絵展」を開くきり絵作家

辰己 雅章さん

南区蒔田町在勤 74歳

4月25日

古賀 敬之さん

修復を終え4月から再開した横浜市開港記念会館の館長に就任した

古賀 敬之さん

中区在勤 65歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

奈良 安剛さん

関東学院大学サッカー部の監督を務める

奈良 安剛さん

鎌倉市在住 41歳

4月4日

立川 うぃんさん(本名:久保 尚太)

関内ホールで行われる寄席に出演する落語家

立川 うぃんさん(本名:久保 尚太)

横浜市出身 36歳

3月28日

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook