山手警察署管内の交番の歴史を伝えるパネル展を企画した 小畑 光さん 中区本牧宮原在勤 33歳
「交番をもっと身近に」
○…山手警察署の書庫から突如見つかった交番の資料。11月27日の交番の日に合わせ、その資料を基に山手署管内の交番の歴史を伝えるパネル展を企画した。展示の内容からデザイン構成に至るまで一手に引き受け、21枚のパネルを完成させた。「警察機関の中で交番は、地域に一番身近な場所。パネル展を通してより親しみを感じていただければ」と企画した思いを話す。
○…北海道出身。幼少の頃から絵を描くことや部屋の模様替えなどが好きだった。その思いは中学に入っても変わらずず、建築デザインなどが学べる工業高校に進学。更に専門性を磨きたいと著名な先生が在籍する石川県の大学を選び、大学院まで進んだ。卒業後は、新潟県と地元北海道の工業高校で4年間、教壇に立った。
○…結婚を機に教員を離職し、夫の勤務先である横浜に転居。主婦として夫を支えていたが、子どものときから警察ドラマが好きで女性警察官に憧れていたことを思い出し、一念発起で警察官に。現在は、1歳になる息子の子育てを行いながら、警察官の仕事に勤しんでいる。「子育てとの両立は大変ですが、職場の皆さんがフォローしてくれるので、充実して働けています」と笑顔。
○…最初の赴任地は本牧埠頭の交番勤務。街の人から「頑張ってね。応援しているよ」と声をかけられ「とても温かな地域だな」と感じたという。学生時代から学んできたデザイン力を活かしたパネル展は11月27日から始まっている。「警察署に来た人が興味を持って観てくれているのも嬉しいです」と評判も上々だ。好きな言葉は「一生懸命」。「職場のバックアップがあり、一生懸命働ける職場。今後は女性警察官の手本になりたい」と意気込んだ。
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