市政報告 市内経済を支え、市民の安全守る「横浜港」 自民党市会議員 松本 研
令和元年に発生した台風15号により甚大な被害を受けた金沢区福浦・幸浦地区護岸、本牧海釣り施設、新たな物流拠点として整備が進められている南本牧ふ頭や新本牧ふ頭などの整備状況の視察が行われました。
地域・市民を守り憩いの場に
台風15号による高波が押し寄せ、福浦・幸浦地区では護岸を乗り越え、多くの事業所への浸水、また、本牧海釣り施設でも釣り桟橋や管理棟が倒壊するなどの被害が発生しました。その後、福浦・幸浦地区では横浜市と国交省との合同調査など経て、高さ6・4mの護岸かさ上げ、消波ブロックの設置、民地への浸水を防ぐために1・2mの防潮堤が整備され、更に護岸沿いに遊歩道や釣りができる環境整備が検討されています。
本牧海釣り施設は復旧工事のため営業を休止していましたが、桟橋や管理棟などの工事が完了し、3月22日より全面供用され、多くの方々が釣りを楽しんでいました。
「国際貿易港」市内経済支え
横浜港は我が国を代表する国際貿易港であり、国際コンテナ戦略港湾として、急速に進んでいるコンテナ船の大型化、ロジスティック機能の強化などに対応するために南本牧ふ頭MC1〜4のコンテナターミナルの一体運用、本牧ふ頭D5コンテナターミナルの再整備、大黒ふ頭の延長1400mの自動車専用船岸壁などの整備を進めています。また、世界最大級のコンテナ船にも対応可能な水深18m以上、延長1000mの大水深高規格コンテナターミナル「新本牧ふ頭」の整備が始まり、令和10年代前半の完成を目指し、昨年10月から公共建設発生土等の受け入れを開始しています。
横浜港は開港以来、日本を代表する国際貿易港としての役割を果たしてきました。我が国では生活に必要な品物や原材料の多くは、海外から輸入されており、輸入貨物の99・6%は海上輸送によるもので、これらを受け入れる横浜港は市内経済を大きく支えています。
これからも国際競争力の強化に向けた港湾の整備、市民の安全や憩いの場を守る取り組みなどを推進してまいります。
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