宮前ガバナンス6月号 連載寄稿 「神奈川連絡道路」を整備へ! 川崎市議会議員 石田やすひろ
川崎市殿町地区と羽田空港を結ぶ連絡橋を、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までの完成を目指すことになりました。そこで、首相官邸に出向き、菅官房長官と意見交換をしました。羽田空港は24時間国際拠点空港として整備が進んでいます。連絡道路で直接つなぐ効果は、世界との関係を近づけることや、地域経済の再生に効果を発揮します。
殿町地区は、国際戦略拠点キングススカイフロントと位置付け、ライフイノベーション国際戦略総合特区の指定を受けています。予防医療の実現や健康関連産業の創出を目指し、医薬品などの研究を進める研究機関の集積が進んでおり、医療分野への貢献が期待されています。また、5月1日には、川崎市を含む東京圏が国家戦略特別区に指定され、健康・未病産業や最先端医療関連産業の創出など、成長戦略による地域振興にも大きな期待を寄せています。
6月11日、自民党の代表質問では、連絡道路の建設負担のあり方について議論しました。国の直轄事業で行えば費用負担の割合は、国が3分の2、地方自治体は3分の1の負担となります。市域の延長を仮に2分1とした場合、川崎市の負担は6分の1に縮減します。国の主導のもと、関係自治体との負担割合は、課題となります。
今後は、広域的なメリットを捉え、隣接する横浜市や神奈川県との連携が求められています。川崎市は、地理的優位性を活かした連絡道路の整備に、積極的にかかわるべきです。我が党は、川崎と世界をつなぐ「夢の懸け橋」の早期整備に向け、取組んでまいります。
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10月11日
10月4日