宮前ガバナンス10月号 連載寄稿 キャッシュレス時代の波に乗ろう! 〜キャッシュレスポイント還元事業がスタート〜 川崎市議会議員 石田やすひろ
10月に消費税が8%から10%に引き上げられました。同時に、消費税率引き上げ後の消費喚起の目的で、最近、流行りの○○ペイといった、スマホ決済の新しい流れも加速しています。キャッシュレスには、クレジットカード、電子マネー、スマホ決済等、大きく3つの手段があります。そこで今、押さえておきたいのが、経済産業省が進める、ポイント還元です。キャッシュレスで決済をすれば、増税分を上回るポイントが還元され、お得に買い物できる場合があります。今後の、消費動向が注目されています。
国が進めるキャッシュレスポイント還元事業は、10月1日から、オリンピック・パラリンピック直前の2020年6月末までの9か月間、実施されています。例えば、電子マネーで中小・小規模の店舗でお買い物をすれば、5%還元されます。また、フランチャイズチェーン店舗やガソリンスタンドで利用すれば、2%の還元となります。消費者へのポイント還元の原資は、国が負担しています。
その効果は絶大です。事業者にとってのメリットは、人手不足対策や従業員による売上金紛失・盗難等のトラブル減少、現金の搬出入回数の減少です。消費者は、現金を持ち歩かなくても、スマホ一つで買い物をする事ができます。また、消費履歴情報を自分で管理すれば、データの利活用による利便性が向上します。双方にとってメリットがあるスマホ決済を利用しない手はありません。
私はこれまで、現金支払いをなるべく避けてきました。お財布携帯やクレジットカードで支払いをしてきました。先月からは、スマホに○○ペイ等のアプリを入れて、積極的に活用しています。最初は、銀行やカード会社との紐づけに苦労しました。しかし、アプリの準備が整えば、非常に便利です。今も、レジの前に掲げてあるロゴの数には、正直、何を使えば良いのか戸惑います。お得にポイントを貯めて、「キャッシュレスの波」に乗り遅れないよう、「キャッシュレスリテラシー」を高めたいところです。
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12月6日
11月29日