宮前ガバナンス5月号 連載寄稿 川崎じもと応援券を有効に活用しよう! 〜新型コロナに対する中小企業支援策〜川崎市議会議員 石田 やすひろ
「緊急事態宣言」から39日目を迎えました。市内中小企業では、経営が危ぶまれる、深刻な状況も一部でみられます。今後の国や自治体の進める「中小企業支援策」が、より重要となります。本市では補正予算における「川崎市緊急経済対策」として、総額2200億円を計上しています。
その内、市民生活を支える販売店や飲食店等を下支えするために「川崎じもと応援券」を発行します。「特別定額給付金」の一律1人あたり10万円の給付にあわせて、地域で消費を促進する事により、地元で頑張る商店等を応援したい考えです。キャッチフレーズは、「私たちの街で、買おう!食べよう!」です。
消費を喚起し下支えするためのプレミア付き商品券です。発行総額は113億円で、プレミアム率30%で実行します。1万円で1万3000円のお買い物ができる事になります。購入条件は市内在住、在勤・在学の方。販売場所は市内店舗等での窓口販売を想定しています。1人5冊までとして先着87万部。市内にある中小の小売店、宿泊施設、飲食店等で利用可能。今後、本市から特別定額給付金を申請する書類が送られてきます。その送付にあわせて「川崎じもと応援券」のご案内をします。
一方で、融資制度も充実を目指しています。補正予算としては、新型コロナウイルス感染症対応資金利子補給金・経営安定資金・信用保証等促進支援事業を通じて、経営の安定に支障が生じている市内中小企業等の資金繰りを支援します。本市では、融資・経営に関する「相談窓口」を設置しています。本市の融資制度の実績は、増加傾向にあります。「川崎市新型コロナウイルス感染症対応資金」では、条件付きで融資限度額を3000万円までにし、3年間無利子で実施しています。
消費を喚起するための経済対策は、本当に厳しい状況にある市内事業者の継続的な運営につながるよう制度化しています。経済対策として何よりも大事なのは、スピード感です。詳細は、順次決定していきます。早急に事業者・市民の皆様の手元に支援が届くよう、議会から支援制度を後押ししてまいります。
川崎市議会議員 石田やすひろ
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9月6日