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宮前ガバナンス8月号 連載寄稿 川崎市民ミュージアムの収蔵品を救え! 〜収蔵品レスキューの行方〜川崎市議会議員 石田 やすひろ

掲載号:2020年8月21日号

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 2019年10月12日に上陸した令和元年東日本台風(第19号)は、非常に強い勢力で本市を直撃しました。多摩川の水位上昇により、一部の地域で甚大な被害を受けました。特に、等々力緑地内にある川崎市民ミュージアムでは、地階にあった収蔵庫が水没しました。ミュージアムの建物と収蔵品の被害総額は約72億円としています。現地を視察し、台風被害から9カ月後の救出・復旧作業の今を追いました。

被害約23万点

 収蔵品の約26万点の内、 被害にあった作品は約23万点に及びます。レスキュー作業自体は、2020年6月19日時点で完了しています。課題は作品の修復です。被災した収蔵品を分野別に見ると、考古、歴史、民俗、美術文芸、グラフィック、写真、漫画、映画、映像と多岐にわたります。中には、ロートレックのグラフィックや、浮世絵(東海道五十三次)等、後世に残したい、貴重で素晴らしい作品を含んでいます。

 作品の修復作業は現在も続いています。被災収蔵品は、応急措置として洗浄し、乾燥します。紙などはカビを防ぐために応急処置を実施するまでの間、冷凍保管を行なっています。防カビや殺菌のために気体の薬剤を浸透させる、くん蒸等を必要に応じて行っています。中には原形に戻すことができない場合など、処分するものもあると思われます。

浸水対策を強化

 夏から秋にかけて、台風の多い時期を再び迎えます。雨季を控え、緑地内の浸水対策を強化しています。視察した地下の収蔵庫の空間は、カビに覆われていました。「川崎の至宝」を保管していた面影は、全くありませんでした。

 今後も現在の立地や過去の収蔵場所が適切であったのか検証するとともに、議論が求められます。引き続き、文教委員会にて議論して参ります。

川崎市議会議員 石田やすひろ

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