意見広告・議会報告
宮前ガバナンス11月号 連載寄稿 ちょっと気になる、ふるさと納税! 〜全国へ届け、川崎の名産品〜川崎市議会議員 石田 やすひろ
「ふるさと納税制度」が13年目を迎えました。多くの自治体では、税の増収を目的に豪華な返礼品の競争を展開してきました。
現在、本市の掲げる課題は、ふるさと納税による市税等の減収です。その額は、令和2年度で63億円の見込みです。これは、本市の市民が寄附者となった場合、一定額が個人住民税から控除される制度となっているからです。日常のサービスに置きかえた場合、例えば、保育園の運営費なら園児3800人分となります。ごみの収集・処理経費なら約36万世帯分に相当すると試算しています。こうして失われていくサービスを、黙って見ているだけではいけません。本市にふるさと納税をしてもらうために、本市の魅力が詰まった、ふさわしい返礼品を充実する必要があります。
令和元年10月から民間ポータルサイトである(株)トランストバンク「ふるさとチョイス」と、(株)JTB「ふるぽ」による運用が開始されました。サイト上で、全国の自治体が提供する返礼品を比較しながら寄附する自治体を選択できます。本市の返礼品の数は、当初の29品から240品まで増えています。返礼品の人気ナンバーワンは、幸区にある会社が開発した完全ワイヤレスイヤホン「ag」です。透明感のあるクリアな音質は定評があります。麻生区の農家が栽培している「防空壕きくらげ」も人気です。栄養価が高く、美味しいと評判になっています。
本市は、「ものづくりの街まち」として発展してきた歴史があります。「かわさきマイスター」に象徴されるように、高い技術はふるさと納税の返礼品として、売りとなります。農業では、都市農業が盛んに営まれ、「かわさき育ち」のブランドも評価が高いところです。市内事業者で商品等を生産や製造、加工している事業者には、是非返礼品として頂くことをお勧めします。本市の優れた技術を、全国に拡くPRできるのです。
川崎市議会議員 石田やすひろ
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1月10日
1月1日