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宮前ガバナンス12月号 連載寄稿 学校施設の快適化へ! 〜体育館に冷風扇を設置〜川崎市議会議員 石田 やすひろ

掲載号:2020年12月18日号

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 学校施設の役割は以前に増して、多目的な利用が求められています。特に体育館の役割は多機能化しています。しかし、空調設備のない体育館は、夏は暑く冬はより寒い事から、快適な環境のもとで活用しているとは、言えない現状です。空調管理を行えれば、昼夜を問わず快適な環境となり、体育館の利用促進につながります。

 本市における全市立学校の普通教室の空調設備は、設置済みです。特別教室は96・4%で体育館等は4・9%です。課題は、普通教室の劣化の進む空調設備の更新と、体育館等への新規導入です。当時、阿部孝夫市長のもと、川崎市行財政改革プランを策定し、市政改革を行いました。6年間で総額581億円の効果額を生み出し、市民サービスの向上に還元しました。特に、平成20年度と21年度には、全ての市立小中学校の普通教室に冷房を導入しました。以来、10年以上が経過し、更新時期が迫ってきました。そこで、関係費用を試算すると、更新で約116億円、体育館の新設で約77億円、総額で約327億円が必要という結果となりました。

 普通教室の空調設備は、20年程度は使用可能と想定されます。今後、全市立学校175校を対象に、複数年にわたる段階的な更新に向けた検討を進めます。体育館については、新型コロナウイルス感染症対策の補助金を活用して、令和3年度に市内全ての体育館に「冷風扇」を配置する計画です。新たな冷風扇の導入は、コロナ禍の換気対策としても適しています。健康面においても、夏季における熱中症対策に効果を発揮します。学校施設を災害時の避難所とした場合、長時間の滞在を余儀なくされるケースを想定すれば、空調機器は重要な役割を果たします。今後の議論においても、財政状況を鑑みながら、空調設備の計画的な更新と導入に向けて、市議会からも学校施設の環境改善を推進してまいります。

川崎市議会議員 石田やすひろ

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