宮前ガバナンス6月号 連載寄稿 市制100周年・都市緑化フェア開催に向けて! 〜杜の都仙台から工都川崎へ!〜川崎市議会議員 石田 やすひろ
仙台では現在、都市緑化フェアが開催されてます。来年度本市は、そのバトンを引き継ぐ事になりますので、フェアを視察してきました。
SDGsの目標の一つに「森林の持続可能な管理」があり、緑化の必要性を唱えています。本市においても「川崎市緑の基本計画」を策定し、緑の保全に努めています。27年度までに、緑の総量を市域面積の30%以上とする目標を掲げています。本市は24年に市制100周年を迎えます。記念事業として、第41回「全国都市緑化かわさきフェア」を開催します。
本市では、24年10月19日〜11月17日の秋開催と、25年3月22日〜4月13日の春の2回に分けて、開催する予定です。会場は、富士見公園、等々力緑地、生田緑地の3カ所をメイン会場にします。生物多様性がもたらす「基盤サービス」(光合成、栄養循環、水や空気の浄化)・「供給サービス」(食料や資源の供給)・「調整サービス」(暑熱化の緩和や災害軽減)・「文化サービス」(精神充足、レクリーエーション)の4つの「生態系サービス」を含めた幅広い視点を、みどりとして捉えます。
23年の開催都市である仙台市では、4つの会場がありました。青葉城址跡を臨む青葉山公園では、百花繚乱の花が市民を出迎えていました。出展花壇のエリアでは、各自治体が提供する「自治体花壇」を展示していました。本市提供の花壇もありました=写真。多摩川をイメージしているのでしょうか、7区を7種の花で彩り、本市の地形を意識したデザインとなっていました。
本市主催のフェアは、SDGsの目指す理念と合致したイベントとなります。本市の百年の歴史を振り返り、これからの未来の100年に繋げていく記念事業となります。コンセプトは「グリーン・フォー・オール!」。みどりのムーブメントを、市民総ぐるみで創っていきましょう。
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10月4日