大学生が新たな農業の経営手法などを発表する町田市農業ビジネスプランコンテスト(町田市認定農業者連絡協議会主催・山下幸光会長)が12日、町田市文化交流センターで行われた。農業やマーケティングなどに興味を持つ大学生が「農業とデート」「農業と地域学習」など今までにない発想で興味深い提案を行った。
このコンテストには昨年11月に大学生を対象に募集し、応募のあった13チームから選考した6チーム24人の大学生が参加した。
大学生は自分たちが考えた商品開発や販路、レシピ、今後の農業の可能性などを町田市認定農業者とチームを組み、考えたプランの実現性、問題点などの指摘を受けながら検討を繰り返し、当日の発表となった。
発表では、農業とデートを組み合わせた新たな提案や地元の子どもたちに農業体験を通じて食・自然の大切さを学ぶ機会を作るなど、町田市の特徴である都市農業の可能性を指摘した。またブルーベリーやシイタケを使った新たなレシピ、インターネットを使った販路紹介など、これまで農家だけでは考えつかなかったアイデア・手法が紹介され、山下会長も「大学生の発想はビックリするようなものもあったが、都市農業、体験型農業などについてとても興味深いアイデアを紹介してもらいました。活用できるものは積極的に実践していきたい」と話していた。
成績・参加大学・発表内容は次の通り。最優秀賞=一橋大学(農家×学校×地域=豊かな子ども)、優秀賞=桜美林大学(ブルーベリークレープの商品開発&販路の可能性)、東京大学大学院(農業×デート=新しい町田農業)、東京造形大学大学院(ブルーベリー農園パンフレット作成)、東京家政学院大学(地元シイタケの新レシピ)、埼玉大学(インターネットでタマゴを販売実践)※優秀賞以下は発表順
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