神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2011年4月7日 エリアトップへ

陸前高田市長"戸羽くん"支援 町田育ちの市長のため、同級生ら「町田鶴の羽の会」結成

社会

公開:2011年4月7日

  • LINE
  • hatena
初の役員会(3日撮影)
初の役員会(3日撮影)

 死者1094人、行方不明者1277人、倒壊家屋3600棟―。壊滅的な津波被害を受けた岩手県陸前高田市。同市の救助・復興に陣頭指揮を執る戸羽太市長は青年時代を町田市で過ごし、その同級生たちが「町田鶴の羽の会」(上野静栄会長)を結成し、支援にのりだした。(被害状況は岩手県災害対策本部発表・4月3日時点)

 戸羽太市長は1964(昭和39)年生まれで、鶴川若竹幼稚園、鶴川第四小学校、鶴川中学、町田高校を卒業した。その小学・中学・高校の同級生、卒業生らが中心となって3月20日、「町田鶴の羽の会」を結成した。3日には初の役員会が行われ、どのように支援していくかなどが話し合われた。

 震災直後から、同級生の中から「何かしたい」という声が集まり、すぐに義援金を集め始めた。23日には戸羽市長と連絡がつき、日用品やお菓子、絵本などを同市に行く人に託し届けた。

 上野(旧姓近藤)会長は中学のときの同級生。「存在感のある人で明るく、頭も良かった。どのような支援が出来るかみんなで話し合い、戸羽くんとも連絡を取り合って、被災地で必要な支援を行っていきたい」

 戸羽市長とはEメールなどで連絡を取り合い、今週末も要請のあった女性用下着や野菜などを届ける予定となっている。

 「復興には長い期間が必要になると思う。長期的に続けられる支援をしていく。皆さんにも末永く協力してほしい」と同会。

 戸羽市長はタウンニュースの取材に対して「仮設住宅も建ち始めたが、復興はまだまだ先。長期間の支援が必要です。同級生たちの活動は本当にありがたい。皆さんにも末永い支援をお願いしたい」と話した。
 

町田版のトップニュース最新6

観光スポットとして定着

原町田七福神

観光スポットとして定着

活性化目指し15年

4月25日

美大生の卒業後 応援

市内画廊

美大生の卒業後 応援

展示 若者に無償

4月25日

「子どもの権利」明確に

町田市

「子どもの権利」明確に

条例 5月5日施行

4月18日

相原に「地元推し」かるた

相原に「地元推し」かるた

今月、販売 魅力再発見狙う  

4月18日

チーム盛り上げ、20年

ゼルビアスポーツクラブ

チーム盛り上げ、20年

教室運営 地域とつなぐ

4月11日

名物商店街 今月、代替わり

名物商店街 今月、代替わり

町田仲見世 歴史引き継ぎ

4月11日

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

町田版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook