心が少し疲れた人が少し元気になれる場所”こころとからだを癒すへや〜街の保健室R”が3月28日にオープンした。主の和田吉永さんは「今まで助けてくれた人がいっぱいいた。少しでも恩返しになれば。ボーっとするだけの場所でいいんです」。
玉川学園3丁目にあるアパートの一室に”街の保健室R”がある。Rは障がいを持つ和田さんの娘さんの頭文字。和田さんは障がいを持つ子どもたちが放課後に集う施設を昨年退職し、心が疲れた人が集える場所を作った。和田さんも子育てに不安と戸惑いがあった。「子育て中、娘を手にかけてしまいそうになった事もあった。あの時助けてもらえなかったら」という。「今、困っている人にあの時の感謝の気持ちを届けたい」
保健室Rでは、元気が出るような食べ物や音楽、香りを用意。またカウンセリング付アロマトリートメントも行い、身体も心もリラックスできる場所を提供する。食べ物は完全無農薬有機野菜を使い、アロマオイルも100%オーガニックのものを使用している。食事は千円、アロマは千円〜。
「ここは保健室なので、リラックスしてもらったり、話をしてもらうだけ。今までのネットワークを使って、その人に合った場所を紹介できる中継地点のような存在になりたい。気軽にお問合せ下さい」と和田さん。また同所では「政治・宗教の勧誘、自分の自慢が目的の利用はご遠慮願います」と話している。
スタッフは和田さんのほか、椿原京子さん、林和子さんの3人。対象は子どもから大人まで。
絵本朗読会
4月28日(木)には「大人のための絵本の会」を開催(13時〜)。おつきゆきえさんの朗読。季節のケーキ付で千7百円。詳しくは【電話】042(719)7766へ。
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