8日から2011年度第2回町田市議会定例会が6月29日(水)までの会期で開かれた。町田市は一般分会計の補正として約6億2千万円を計上し、その中で東日本大震災関連事業として10億円規模の商品券発行を支援する予算1億2千万円を盛り込んだ。
この事業は町田商工会議所が実施する「町田発、元気回復プレミアム付き商品券」の発行を支援するもの。10億円分の商品券にプレミアム分を額面の10%(総額1億円)上乗せした商品券が発売される。販売開始は9月3日(土)で使用期限は12月末日(土)まで。 同商工会議所によると参加事業者は2千店舗を予定し、百貨店や量販店も予定しているという。
商品券は500円つづり22枚1組で1万円で販売し、1万1千円の買い物ができる。地元の商店でも大いに使ってもらおうと、1冊の中で参加全店利用可能な券と百貨店、量販店のみ可能な券を設ける予定。購入は1人5冊まで。商品券の詳しい内容や、参加店舗の募集・説明会実施などは補正予算の表決後になるため7月上旬から行なわれる。
同商工会議所は「今回の大震災での消費低迷で市内事業者も大きなダメージを受けました。この商品券で消費活動を刺激し、市内経済の活性化を促進したい」と話している。
6億2千万円の補正
今回提出された6億1944万円の補正予算のうち、震災関連事業は4億4百万円で、商品券事業のほか、救援物資の購入、運搬など被災地・被災者支援に2千4百万円、地域防災計画見直しに2百70万円、東日本大震災の教訓から必要な備蓄品などの充実のために5千4百万円、家具転倒防止器具の助成などに8千7百万円など各事業が盛り込まれた。
一般質問は13日(月)から16日(木)までの4日間行われ、31人の市議が質問に立つ。
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