FC町田ゼルビア(下川浩之社長)は1月24日、町田市立陸上競技場でオズワルド・アルディレス新監督及び新加入選手の入団会見を行った。アルディレス監督は「J2に定着できるチームを作りたい」と抱負を語った。
新監督のアルディレス氏はアルゼンチン元代表で、78年W杯アルゼンチン大会でチームをけん引し優勝に導いた。クラブ在籍はトッテナム・ホットスパー(イングランド)やパリ・サンジェルマン(フランス)など。89年から監督となり、日本では96年から清水エスパルス(〜98)、99年に横浜F・マリノス(〜01)、03年東京ヴェルディ1969(〜05)で監督を務めた。
アルディレス監督について唐井直GMは「少年サッカーの町『町田』から、プロサッカーチームを目指し成長してきた。少年サッカーの時代から”パスにこだわる攻撃的なサッカー”を展開してきて、その形ができたのだから、少年たちの憧れになるサッカースタイルを継続でき、J2で勝てる監督にお願いした。また、若い人を育てながら勝てることも重視した」と話した。
アルディレス監督は「トッテナムの大使も務めているので、町田からトッテナムに送り込めれば。今年の目標はまずJリーグに定着できるチームを作りたい。いいプレーを見せなくても勝つことができる。しかし私は勝利よりもいいサッカーを選ぶ。それにはまずボールをキープしなければならない。選手が個々に頭を使い解決しなければならない。DFからきっちりボールをつなぎ、相手にプレッシャーをかけ続ける。ボールを取られたら自分たちは作業着に着替えてボールを取りに行き、奪ったら、ドレスアップして華麗なサッカーをすることが私のサッカー」と抱負を語った。
新加入選手は次の通り(敬称略)。GK相澤貴志(川崎フロンターレ)、DF薗田淳(川崎フロンターレ)、MF戸田和幸(ザスパ草津)、MF庄司悦大(専修大学)、FW平本一樹(東京ヴェルディ)、FW鈴木孝司(法政大学)=カッコ内は前所属チーム。
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