町田市立国際版画美術館は開館25周年記念事業として「北斎と広重〜きそいあう江戸の風景」展を開催する。総計約420作品を通じて、江戸時代を生きた人々が風景に向けた多彩な「まなざし」に迫る。
1987年4月に開館した市立国際版画美術館。国内唯一の版画を中心とした美術館は国内外から大きな話題を呼んだ。
25周年の今年は様ざまなイベントを企画し、今回の展覧会は第3弾となる。作品は10月6日(土)から前期後期に分け展示され、富士山の様ざまな姿を理知的な構成で描いた葛飾北斎、温和で親しみやすい筆致の風景画を残した歌川広重の作品を中心に総計約420点が並ぶ。
「この2大巨匠の浮世絵は今なお私たちを、どこか懐かしく、また同時に新鮮な江戸の風景の中に誘ってくれます」と同館。またお婆さんが孫に百人一首を教えるための北斎『百人一首姥がゑとき』27作品も展示される。
会期は11月25日まで。観覧料は一般1000円。大高生・65歳以上500円。中学生以下無料。各種イベントもあり。問合せ【電話】042・726・0860同館。
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