町田天満宮 被災地支援に新企画 『日待ち梅』復興の日を照らす
町田天満宮(池田泉宮司・原町田1の21の5)では、東日本大震災の被災地を支援しようと、太陽の光で色を変える根付(ストラップ)「日待ち梅」をお正月から販売する。池田宮司は「支援の活動が日ごとにトーンダウンしていくことは仕方がないが、自分の中では風化させたくない」と話す。
同天満宮では、震災直後から被災地を支援しようと岩手県陸前高田市の竹を使った竹炭の飾り物を販売し、義援金を送っていたが、今回の「日待ちの梅」は被災地支援第二弾の企画。
「未来、つまり明日の朝陽を待つという意味と、被災地の方々が同じように朝日を迎える幸せを感じられる日・復興の日という意味も込めて企画しました」と池田宮司。
日待ちの梅は紫外線に反応するUVビーズを使用し、以前巫女さんのアルバイトに来ていたジュエリーデザイナーが銀で金型を作成し、台紙は職員らと決めた。白梅だったビーズが太陽の光に当たると数秒で紅梅に変わる。デザインは同天満宮の社紋である加賀梅鉢を使用した。
「紫外線は女性の肌の敵と言われていますが、太陽は人体にとって、とても大切なもの。それに日本の神様たちの中心である『天照大神(あまてらすおおみかみ)』は太陽神だし、女性神だからね」
販売は初詣からで、価格は500円。収益は被災地に送られる。
「できるだけ多くの方に手に取ってもらい、被災地のために少しでもお役に立てられれば」と池田宮司。
問い合わせは【電話】042・722・2325同天満宮へ。
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