英知を集めたロボット大会 玉川学園で4日から開催
ロボット同士がサッカーでその能力を競う「ロボカップジャパンオープン2013」が5月4日(土・祝)〜6日(月・祝)の3日間、玉川学園講堂などで開催される。東京での開催は98年以来15年ぶり。午前10時〜午後6時(初日は11時〜、最終日は〜4時)。
「ロボカップ」はラジコンのような人の操作によって動くロボットではなく、自分で考えて動く自立移動型ロボットによる競技会。
競技会は「2050年にサッカーの世界チャンピオンチームに勝てるロボットのチームを作る」という目標を掲げ、工学と人口知能の融合、発展のため、自立型移動ロボット同士でボールを巧みに使いサッカーで競う。
競技は1チーム3台ずつのヒト型の自立型2足歩行ロボットで競うヒューマノイドリーグと、対戦するチームが同じロボットを使いプログラミングの工夫を競う標準プラットフォームリーグ、ロボット5台で広いフィールドで競う迫力満点の中型ロボットリーグ、ロボットに載せたカメラを使って競う小型ロボットリーグの4種目が行われる。
参加するのは、19歳以下のジュニア219チーム589人と20歳以上のシニア71チーム475人。ジュニアチームは各地の予選を勝ち抜き、ジャパンオープンの出場権を得た。またシニアチームは大学や企業などが出場する。
講演&災害ロボ展示
特別講演も行われ、東北大大学院教授・田所諭氏を講師に「大規模災害に挑む〜ロボティクスの挑戦〜」が4日に同学園チャペルで開催(3時〜)。また、特別展示「震災被災地におけるレスキューロボットの活用」も企画され、福島第一原発で活用された同型のロボットが並ぶ。すべて入場無料。
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