神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2013年10月17日 エリアトップへ

福島県人一心の会 同郷の被災者と交流 ダリア園で花見会

公開:2013年10月17日

  • LINE
  • hatena
温かい日差しの中、見ごろを迎えたダリアを観賞する参加者
温かい日差しの中、見ごろを迎えたダリアを観賞する参加者

 東日本大震災によって町田市に避難してきている人たちとの交流を目的として、町田市福島県人一心の会(田中佑幸会長)と社会福祉法人まちだ育成会(斉藤喬理事長)が14日、共催で「ダリア花見会」を行った。

 この日、まちだ育成会が運営するダリア園に、事前に応募した福島ほか被災地からの避難者や県人会の会員、その家族たち約30人が集まり、交流した。

 これはまちだ育成会が発案し、福島県人会の「一心の会」へ打診、8月より会合を重ねて進めてきたイベントで、同会の主催では今回が初めて。ダリア観賞中や、昼食の会場中のあちこちで『福島弁』で歓談する姿が見られた。

 まちだ育成会の斉藤理事長は「町田市の障がい者団体では今までも被災地への人材派遣や、募金活動を行ってきた。しかし、まだまだ復興に至っていない現実や、時が経つにつれ、人々の被災者への意識も薄まってきているように感じる。支援というにはおこがましいが、避難している人たちと交流して、少しでも町田を知ってもらい、町田での生活を楽しんで欲しいと考えた」と今回のイベントの趣旨をを話した。

 一心の会の田中会長は「天候もよく、お花もバッチリ咲いていて大成功。個人情報の兼ね合いで参加の連絡を取るのに苦労したが、町田市社会福祉協議会の協力を得て、多くの人に参加してもらえてよかった」と感想を述べた。そして「今までもふるさとの人たちに向け、何かしたいと思っていた。みんなで被災地に出向くことも考えているが、まずは身近な所から。これをきっかけに今後も活動していきたい」と話した。参加者へアンケートを取り、次の企画に活かすという。
 

町田版のトップニュース最新6

観光スポットとして定着

原町田七福神

観光スポットとして定着

活性化目指し15年

4月25日

美大生の卒業後 応援

市内画廊

美大生の卒業後 応援

展示 若者に無償

4月25日

「子どもの権利」明確に

町田市

「子どもの権利」明確に

条例 5月5日施行

4月18日

相原に「地元推し」かるた

相原に「地元推し」かるた

今月、販売 魅力再発見狙う  

4月18日

チーム盛り上げ、20年

ゼルビアスポーツクラブ

チーム盛り上げ、20年

教室運営 地域とつなぐ

4月11日

名物商店街 今月、代替わり

名物商店街 今月、代替わり

町田仲見世 歴史引き継ぎ

4月11日

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 4月11日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

町田版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook