今シーズンからJ3で戦うFC町田ゼルビアに後援会が昨年12月、発足した。名誉会長に町田市長、会長に町田商工会議所会頭、副会長に町田サッカー協会理事長が就き、行政、商工業、団体が一体となり市民・企業の参加を呼びかける。2月から会員を募集する。
町田をホームタウンにするゼルビアにはこれまで、様ざまな団体、個人がボランティア活動などで協力し支えてきたが、総合的に後援する会はなかった。昨年1月から有志らが集まり、準備を進めてきた。
発足式には、それぞれの団体の役員のほか、都・市議会議員らも参加し、会則の承認などが行われた。
初年度は880人を目標に会員を募集し、広報活動に力を入れる。またホームゲーム時のイベント開催、後援会バスの試行なども計画している。
後援会では、後援活動を中心としながら最終的にはフットボールの普及、スポーツ振興、地域・経済振興、次世代の育成などにも活動範囲を広げていく。
会員にはブロンズ(年会費3千円)、シルバー(同1万円)、ゴールド(同3万円)、プラチナ(5万円)、ダイヤモンド(同10万円以上)の各種段階を設け、市民、企業など幅広い層が加入しやすいようにしている。
1月中旬には事務局をぽっぽ町田(原町田)に設置し、ホームページも開設する。会員受付は2月から。3月のシーズンが始まる前には後援会員証などを発行する。
会長に就任した町田商工会議所の深澤勝会頭は「『あのゼルビアの町田か』という存在になってほしい。FC町田ゼルビアを通して経済の活性化になれば。子どもたちが町田を愛するためにも、多くの会員とともにがんばっていきたい」とあいさつした。
またFC町田ゼルビアの守屋実相談役は「ゼルビアは市民がつくり、市民が育ててくださったチーム。つまり種から育て上げてくれたチーム。後援会はチームに栄養を与え支えてくれる存在。ゼルビアも『この町にゼルビアがあって良かった』と1人でも多くの人が思ってもらえるように少しずつ発展していきたい」と話した。
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