タスキ繋ぎがん患者支援 町田で初開催 協賛社募集
昨年、横浜での様子（主催者提供）
がん患者支援のためのチャリティーイベント『リレー・フォー・ライフ・ジャパン２０１４町田』が６月に町田市内で行われる（主催／（公財）日本対がん協会リレーフォーライフジャパン町田実行委員会、共催／町田市）。全世界的なイベントで、町田では初。同実行委員会では「がん患者支援のため、多くの方々の参加を」とイベントに参加する個人・団体を呼び掛けると共に、ボランティアや協賛企業を募集している。
同イベントは、24時間休むことなく体を蝕（むしば）むがんに対し、24時間歩き続けることで、参加者の間にがんと闘う連帯感を生むと同時に、がん撲滅の大切さを社会に訴えることが目的。アメリカで発祥して以降、日本国内でも40カ所以上で開催されている。
開催は６月７日（土）午後１時から翌８日の午後１時まで。会場は鶴間公園（町田市鶴間３の１の１）。当日は参加者らが個人やチームでタスキをつなぎながら24時間歩き続けるリレーウォークを実施。そのほか、啓発ブースでの交流や情報発信、チャリティーグッズ販売、ステージパフォーマンス＆フィールドイベント、フードコーナーなども予定している。夜には、「希望のセレモニー」と呼ばれるキャンドルサービスセレモニーも行われる。
会長の井上文子さんは「がん患者支援だけでなく、がん予防や検診の重要性も訴えていきたい。早期発見すれば、治る確率も上がってくる」と訴え、「がん患者さんとその家族の心理的・身体的な苦痛の緩和、療養生活の質の向上などについても一緒に考えてほしい」と話す。
イベントには車イスの利用者や高齢者、がんと闘っている人たちも参加するので、実行委員会では、準備やイベントで手伝ってくれるボランティアスタッフを募集している。また、物資および資金提供してくれる協賛企業も募集。「多くの方が関心を持ち、継続できるイベントにしたい。２人に１人ががんにかかり、３人に１人ががんで生涯を終えています。子どもたちのためにもそんな苦しみのない社会にしたい」と井上会長。リレーへの参加・ボランティア・協賛企業など問合せは【携帯電話】０８０・７９３９・０６０７実行委員会へ。【メール】RELJ-M@live.jp
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