プロバスケ伊藤邦茂さん 「バスケに人生を懸ける」 町田から米国リーグに参戦
町田出身の米国プロバスケットボール選手で、世界最高峰リーグ「NBA」を目指し、挑戦し続ける伊藤邦茂さん(高ヶ坂在住)が、10月1日より元NBA選手も在籍する米国プロバスケットボール独立リーグ「ABA」に参戦する。
伊藤邦茂さんは、2009年にはIBL(国際バスケットボールリーグ)に「ニッポントルネードズ」の選手として起用され、2012年にも同リーグに参戦。2013年には現地チーム「セーラムセーバース」に唯一の日本人選手として召集されたプロバスケットボール選手。
今年は7月の渡米で米国独立リーグ「ABA」の「キットサップアドミラルズ」の所属を決め、「NBA選手になる」という夢へ一歩近づいた。10月のリーグ開幕に向け再渡米する。
挑戦の人生
伊藤さんはマイケルジョーダンに憧れ中学生でバスケ部に入部し、NBA選手になるため、日々練習に励んできた。「バスケが好きという想いは誰にも負けません。だから本気で世界へ挑戦し続けてきました」と話す。
高校ではバスケ部が活動していなかったため、公園でひたすら独学で練習。卒業後、バスケットボールの専門学校に進学した。「全国の高校にも専門学校にも自分より優秀なプレーヤーは山ほどいたんです。それでもジョーダンのようになりたかった。人と同じじゃ駄目だと」。電子辞書を片手に07年に初の単身渡米。その後も夢に向かって挑戦し続けている。
オフシーズンは町田市内の小学校などで子どもたちにバスケットボールの技術と、なにより大切と世界で感じた『人間力』を伝えている。「諦めずに夢を追い続ければ叶うということを子どもたちに伝えたい」と伊藤さんは話している。
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