新たな冒険遊び場 開園 市内初の「常設型」
芹ヶ谷公園に24日、市内で初となる常設型の冒険遊び場「せりがや冒険遊び場」が開園した。前日に開催されたオープンイベントには親子連れなど約1000人の来場者があり、冒険遊び場に対しての関心の高さがうかがえた。
冒険遊び場はプレーパークとも呼ばれ、全国で約400カ所が活動中。自然の中で「木・土・水・火」などの自然素材や工具・調理器具などを使い、子どもの「やりたい」という思いを大切に、室内では味わえない、可能性の広がる遊びを提供している。また、自由な発想で遊びを行うことが子どもの成長につながり、「子育て支援の場」としても認知されている。「一緒に遊んで、初めて子どもの体力・運動的能力を知った」という保護者の声も。
活動団体は成瀬で今年3月まで15年間、三ツ又冒険遊び場たぬき山を運営してきたNPO法人「子ども広場あそべ子どもたち」で、同法人代表の大野浩子さん(=人物風土記で紹介)は「地域の皆様の協力によって成り立つ遊び場です。公園での活動ということで制限もありますが、これまでの経験を活かし、子どもたちの声を拾って形にしていきたい」と話している。
同遊び場には初日から連日来場者が絶えず、木登りやロープ遊び、ノコギリやトンカチを使っての木工作などを楽しむ姿が見えた。
町田市では今後、年に1カ所ずつ常設型冒険遊び場を増設していく予定。
開園は水曜から日曜日の午前10時から午後4時30分(季節により異なる)。
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