21日に解散した衆議院は、12月14日(日)の投開票(2日公示)に向けて、事実上の選挙戦に突入した。争点が解りにくいとも言われる中で、各陣営がどう政策を訴えるかにも焦点が集まる。
※11月24日起稿
町田市の選挙区となる東京第23区(多摩市含む)では今回、4人が出馬の意向を示しており、各陣営とも2日の公示に向け準備を進めている。
自民党の前職、小倉將信氏(33)は、「アベノミクスにより、株価は上昇し、企業収益は大幅に回復した。雇用や所得も改善する経済の好循環を加速させ、また円安・中小企業対策に取り組みたい」と訴える。
民主党の元職、櫛渕万里氏(47)は「安倍政権が行う経済政策は、国民を苦しめている。格差社会が広がる中、『共に生きる日本を』を掲げて、誰もが暮らしやすい社会を実現したい」と訴える。
維新の党の伊藤俊輔氏(35)は、「各地方が切磋琢磨し、意識改革し国の補てんに甘えず、地域を発展させることが大切。集団的自衛権の行使は憲法改正し、厳密な制限の中で行うべき」と訴える。
共産党の松村亮佑氏(34)は、「景気失速は8%への消費増税が原因。10%の消費増税先送りではなく、中止を。非正規社員が増えている現実を受け止め、働く人のための社会にすべき」と訴える。
2012年に行われた前回の総選挙で、町田市内の投票率は63・84%だった。
公開討論会
町田青年会議所が主催する公開討論会が11月29日(土)に、町田市文化交流センター6階(原町田4の1の14)で開催。入場無料。討論会の問合せは同会議所【電話】042・725・7565
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