全国の聴覚障がい者と、関わる人々が一堂に会する「日本ろう博覧会」を実現しようと、町田市在住の門倉由里子さんが活動している。
門倉さんは、サイレントJAPANの東日本代表兼事務局長を務める。同団体は、スポーツ・文化を通じて「ろう会」のつながりを構築し、社会との橋渡しを担おうと活動している。
企画している博覧会は、「デフパワー」(ろう者の力)をフルに発揮し、今を生きるたくさんの人の勇気になればと、世界を舞台に活躍しているろう者や、関連団体の紹介、これまでの歴史など総合的に発表するイベント。来年の実現を目指しているが、まずは「プレ日本ろう博覧会」を今年8月22日(土)に、東京都国立オリンピック記念青少年総合センターで開催する。午前10時から展示コーナー、午後1時からステージを開始する。
今回はファッションショーや、ダンス、パフォーマンス、劇などのステージのほかに、ろう者の歩みを動画で紹介するブースなどを設けて、活動や取り組みを発信する。
門倉さんは、「聴者とデフの架け橋となるようなイベントにしたい。また、ろう児を持つご両親にもたくさんお越しいただきたい」と呼び掛けている。そして、「ろう者でも、やれるんだということをアピールしたい」と話す。
門倉さんは「一度しかない人生なので、後悔のないように常にチャレンジしていきたい。そしてトータルをハッピーにするサービスやグループを作っていきたい」と抱負を語る。
プレ日本ろう博覧会への問合せは、FAXまたはEメールで。【FAX】042・810・3677、【メール】2014silent@gmail.comへ。
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