玉川大学(小原芳明学長)のダンスドリルチーム「JULIAS」が、今月7日〜8日にかけてアメリカ合衆国フロリダ州で開催された全米チアダンス学生選手権「2016NCA&NDA カレッジエイトチアダンス チャンピオンシップ」に出場し、”チーム パフォーマンス ディビジョンII”部門で第1位に輝いた。またもっとも斬新なチームに送られる”コレオグラフィー賞”も同時受賞した。
チアダンス競技の本場アメリカで数多くの大会がある中、同大会は最高レベルのものと位置づけられている。JULIASが出場した部門「チーム パフォーマンス ディビジョンII」には強豪9チームが出場。7日の予選を2位との差0・02という僅差で1位通過、翌8日の決勝までに振付の調整を続け決勝では9・158と高得点で栄光に輝き、さらに振付は「コレオグラフィー賞」を受賞した。全米大会での優勝は2005年の同大会で玉川大学が日本の大学として初優勝して以来11年ぶりの快挙となる。
テーマは「LOVE」
演技のテーマは『LOVE』。だれからも愛されるチームとして、感謝の気持ちを持って本番にのぞんだというメンバー。「大きなミスもなく、みんなとてもいい表情のパフォーマンスだった。優しさと温かさというJULIASらしさに、パワーも伝わる最高の演技でした」と4年間チームを指導、大会にも同校した山田里菜コーチ(中面・人物風土記で紹介)は話す。
JULIASは昨年11月に開催された全日本学生チアダンス選手権大会で第2位に入賞した実績が認められ、出場権を獲得。しかし目標としていたのは3連覇、今年のメンバーは多くが2年生という状況での快挙に関係者も沸き立つ。
チーム主将の梶岡梨花さん(芸術学部パフォーミング・アーツ学科4年生)は「実感がまだわいていないですが、チーム全員の夢が達成でき、とてもうれしい思いでいっぱいです。次の『日本学生チアダンス選手権』でのグランプリをめざして練習に励みます」と話している。
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