町田市は4月27日、共働き世帯の増加による保育ニーズに応えるため、就学児や未就学児の預かり・保育サービスを拡充すると発表した。市独自のサービスで、今後も市全域に拡大できるようにしていくという。
拡充するサービスは就学児向けの「学童一時預かり」と、未就学児の「一時保育」の2つの事業。
就学児対象
小学1年〜6年生を対象に、早朝や放課後、土曜日および春や夏、冬の長期休暇中に市内の認可保育所や認定こども園、幼稚園で預かり事業を開始した。
早朝は小学校の開門前の午前7時から開始。午後3時から午後8時まで。土曜日、長期休暇中は午前7時から午後6時まで。料金は1日5時間以下が500円、5時間以上は1000円(給食費、おやつ代む実費負担)。定員は各園で設定している。
預かりサービス拡充により、長期休暇中でも給食が提供されることで保護者の負担も減り、また早朝の小学校開門前の児童の居場所を確保することができる。
未就学児対象
未就学児対象は定期利用保育の利用時間の一部延長と、認定こども園での一時保育事業の拡大。
認定保育所や認定こども園で子どもを複数月にわたって継続的に保育する定期利用保育は、0歳児から2歳児を対象に、週5日利用できる短時間利用できる時間をこれまでの4時間未満から、6時間未満に一部で延長する。
また1歳児から5歳児までを対象に、認定こども園一時保育事業を拡大する。これまで在園児のみだった事業を拡大して、在園児以外の1歳児から5歳児も利用できるようになった。
市は「できるだけ広範囲でサービスを提供できるように協力を得ながら進めていきたい」と話している。
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