新監督に就任した村上裕子氏（写真提供ゼルビア）
ＦＣ町田ゼルビアは11月28日、女子チーム「ＦＣ町田ゼルビアレディース」を結成することを発表した。セレクションも年内に行われ、来春から東京都リーグに参戦し、なでしこリーグを目指す。
町田市内では中学生の女子を対象にしたサッカーチーム「ＦＣ町田ボニータ」があるが、中学卒業後の受け皿がなく地元での活躍の場がなかった。
女子のサッカーチームの結成は地元での悲願。ボニータも２０１３年に結成したチームで、町田市内の女子チームの第一歩として活躍している。
新しく結成する「ＦＣ町田ゼルビアレディース」は16歳以上の女子を対象として、来年５月に開幕する東京都女子サッカーリーグ５部に登録する予定。その後、東京都１部やチャレンジリーグを経て、２０２５年に「なでしこリーグ」参戦を目指す。
監督は村上裕子氏が就任する。日本サッカー協会公認Ｂ級コーチライセンス取得済み。アドバイザーにＵ17女子日本代表監督の楠瀬直木氏、統括責任者にＮＰＯ法人アスレチッククラブ町田の守屋実氏が担当する。運営は同ＮＰＯ法人が行う。
村上監督は高校時代、私立常盤木学園高校で全国大会優勝、大学女子サッカーを経てフットサルへ。第９回全日本女子フットサル選手権大会でも優勝した。指導歴は２００７年〜２０１２年に川崎フロンターレ育成・普及コーチ、２０１２年からＦＣ町田ゼルビアのスクールコーチを務めている。「私たちＦＣ町田ゼルビアレディースがこの街で夢に向かって挑戦し続けることで、女性が輝ける街を作っていきたいと思います」と村上監督。
練習は原則として週３回（月・水・金）。午後７時から相原中央公園フットボールパーク町田などで行う。土曜・日曜日は練習試合や公式戦など。
第１回セレクションを12月28日（水）に開催。詳細は事務局【電話】０４２・７３５・６１２０へ。
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